ウルトラマンブレーザー第13話「スカードノクターン」感想
総集編と聞いていたのに、新規特撮がないだけの本編でした!!!!
ありがとうスタッフ!
タイトル通り、SKaRDのとある一夜の出来事という感じで楽しかった。
影絵も普段と打って変わって非常にガーリーで好き。
主な新規情報
今回、考察勢をワクワクさせる新規情報が多かった。
- アースガロンMod.3開発中
- バザンガ・ゲバルガ・1999年に落ちてきた隕石が同一軌道
- ガラモンはバザンガたちとは別軌道で落下
- バザンガ・ゲバルガの落下軌道の話をネットに書き込むと削除される
- エミさんの父は学者、父の憧れの学者は石堂泰之助(いしどう やすのすけ)
- エミさん遊びで防衛隊のシステムクラッキング
アースガロン強化は、前回参謀長が「アースガロンの運用に疑問視する声もある」とか言っていたので、ちょっと驚きました。
ファースト・ウェーブとセカンド・ウェーブ、参謀長が連絡を取っていた組織は隕石の軌道から判断していた可能性が高くなった。
とはいえ、なぜこの軌道から≒同一方面から何度も怪獣が来るのか、謎は深まるばかり。
石堂泰之助、エミさんの父の憧れの学者(父の名前ではない、という理解であってるよね?)で、ノーベル物理学賞受賞者!
物理学と言っても大きく宇宙系と物性系に分かれると思うが、まあ今回も宇宙系だろう。ブレーザーだし。(本当はもっと分類あるよ!便宜上ね!)
やはり後半戦はエミさんの色々が防衛隊の裏側とかV99とか3年前の事故とかと絡んで明らかにされていくのかなあ。
明言されたこと
よく見ていれば分かるが、明確になったこととして、
- アースガロンは搭乗者によって戦い方が変わる
- アンリさん :近接戦闘(CQC)
- ヤスノブさん:射撃戦闘
- 最近、宇宙怪獣の現出頻度が高い
- バザンガとゲバルガの生態はかなり違う
- アンリさんは中学まで秋田(ドルゴのいたところ)
- エミさん17歳で飛び級でMIT卒業
- これまでのブレーザーの行動は
- 当初は「防衛隊の作戦に介入」
- デマーガ戦では「妨害」
- ゲバルガ戦初戦は「逃亡とみられる」
- ゲント隊長のブレーザーへの姿勢は現状「知らないから知ろうとする、考える」
- アンリさん居眠りでこれまでのデータが消える
変身者がいい歳の大人だけあって、物事の判断が慎重なのが(安易にウルトラマンを信頼しないところが)作品としていいよなあ、としみじみ感じる今日この頃。
アンリさんは転勤族なのかと思っていましたが、中学生までは秋田、高校から多摩(セミ人間が音楽活動していた所)という感じみたい。
ドルゴ回で田舎の話をしたがらなかったのは、中学までいた割にあまり地元の説明ができなくて田舎出身にコンプレックスのようなものがあったのかな??
この世界は「怪獣学(怪獣生物学)」があるほど怪獣の存在が知られているが、宇宙から、というのは最近とのこと。
でも実は、2001年に宇宙からレヴィーラの元となる細胞が来ていたり(第4話)する。
この辺も考察がはかどるポイントだ。
考察
ということで、これまでわかってることをもとに整理・考察する。
●現状分かっている宇宙からの飛来物
1963年頃 セミ人間
1999年 隕石(防衛隊が撃墜)
2001年 隕石(防衛隊が付着していた細胞回収→レヴィーラ)
? カナン星人
2023年 宇宙甲殻怪獣バザンガ
ロボット怪獣ガラモン
宇宙電磁怪獣ゲバルガ
間違いなく劇中の2023年は当たり年です(最悪だ!・笑)
●V99と宇宙○○怪獣
隕石が1999年にも来ていたことが分かり、9割方V99=1999年の隕石由来の何か、であると推定される。
この前提で、V99と宇宙○○怪獣は同郷のものである、ということだろう。
勘の鋭いアンリさんが「作為めいたものを感じる」と言っていたし。
防衛隊の一部組織はV99の故郷由来のものであるかを分析し、機密書類として残す程度には警戒していたことが今起こっている、ということだろう。
また、V99の故郷由来のものが生物的に似通っているわけではない、ということも分かっているのでV99はバザンガ・ゲバルガとは全く似ていないのかも。
時々ネット上で見かける考察通り、V99は岐阜の研究施設で研究されてて、3年前の爆発事故はその研究施設で起こってる?
●エミ隊員の謎
作中では遊びでクラッキングしていた~と言っているが、1999年の隕石の記事にそこまで驚いていなかったり、V99の文字を見て防衛隊の機密資料であることを見抜いたり、実はクラッキングも1999年の隕石について調べようとしていたのでは。
そこを知ろうとしたきっかけが、父や石堂泰之助とか。
父を通して、世間では知られていないような石堂泰之助の研究内容を知っていて、より深く研究しようとクラッキングした?
ノーベル賞の受賞内容がV99関連?
もしかして人類初・他の惑星の生命体を発見した人、とか。
今回、隕石のことを自分で調べずヤスノブさんに頼んだのは、防衛隊から自分が目をつけられているからか、今後のために目を付けられたくなかったからか。
(エミさんは凄腕ハッカーだけど、防衛隊側が本気出せばバレちゃうレベルらしいからなぁ)
2023/10/12追記
・・潮流 🌊 新聞 ・・
— ウルトラマンブレーザー公式 (@ultraman_series) 2023年10月11日
<<8/23 朝刊>>
ー トピックス ー
■ 頻出する宇宙怪獣…なぜ?
■ #ウルトラマンブレーザー は
人類の味方か?世論分かれる
→公式Ch毎週更新中⚡️https://t.co/9kJSsRqI3z
編集:ニイボシ pic.twitter.com/xzGfTOjXjA
ウルトラマン公式X(Twitter)から今週の潮流新聞が発表された。
その中に、「世間では地球外に高度な技術を要した知的生命体が存在する可能性について大きな話題となった」との記載がある。
ということは、上で予想した”石堂博士が他の惑星の生命体を発見してノーベル賞を取った”は違うということか……。
いや、”高度な”知的生命体は今回初めてで、生命体は発見されているのかも。
うーん、この予想、どれぐらい外れるかなぁ。
=====追記終了=====
また、アンリさんのパソコンのデータが飛んでいた件も、エミさんの関与が疑われてるらしい。
私は最初考えもしなかったけど。
確かに、居眠りだけでは普通データ飛ばないもんね。
しかも、女子トークしていたエミさんも部屋から消えてるし。
ただこれも、エミさんが消したのか、例の参謀長の裏にある組織が消したのか、謎。
エミさんにデータを消すメリットって、あるかなぁ?
●誰がブレーザーの変身者を最初に見つけるのか
最有力候補はエミさんだろうと思うが、一方でもう(決定的な証拠は押さえて無いかもしれないが)知っている可能性高そう。
エミさんは自身の目的のために、害にならない間は特に指摘もリアクションもしないのかも。
なんといっても、エミさんは生粋の防衛隊員ではなく外部からのスカウトで、地球や人類を守るためが第一行動目的ではなさそうだから。
となると、今回ゲント隊長にブレーザーの話をしていたテルアキ副隊長が次点で可能性高いか。
怪獣生物学好きとしてブレーザーには関心が高そうだし、任務への影響度などを深く考えているから。
また、ゲント隊長がブレーザーの話題になるとちょいちょい歯切れが悪くなるのを一番感じていそう。
実際、今回の会話でゲント隊長は判断保留と位置付けていたが、口ぶりからして12話冒頭の「様子見(ちょっとネガティブ)」よりポジティブになっているし、それにテルアキも気が付いていそう。
それと、ウルトラマンブレーザー登場時の光にブレーザー(実物)のようなジェット噴射を見ることは、変身者以外できないと思われる。
ゲントの思い出す光は3年前の対面時や変身中(?)の光だが、一般人はそれが見えず、突如その空間が光った程度でジェット噴射とは似ても似つかないのではないだろうか。
テルアキさん、あの説明に納得してるか微妙な顔してたし。
……私が現状、テルアキさん好きすぎる、というのもきっと理由として大きいですけどね!!(笑)
その他
ところで、エンドロールにまたしても本編未使用カットがありましたね。
・2話エミさんと話しているゲント隊長
・3話自己紹介しあう隊員たちにこっそりサムズアップする隊長
特に2話の方、何を話していたのかもっと詳細を知りたい……!
蕨野友也 on X: "(読唇術使いの方がいたらバレてしまうかも…結構長めの台詞ですが、この時は確か…バザンガの事を話しています。#ウルトラマンブレーザー)" / X (twitter.com)
今回、予想と外れたこととして、
・ロッカー室の大穴に触れられなかった
・3年前の事故については進展なし
ロッカーの穴の件はさておき、3年前の事故はいつ更なる情報が開示されるのか!
ワクワクが止まらない。