気まぐれにお金のことを考えるブログ

30代で2児の親がお金(特に投資)のことを考えて、整理するためのブログです。物書きの練習も兼ねているため、全く違うことも投稿します。

ウルトラマンブレーザー第19話「光と炎」感想

いよいよ明確なパワーアップ回来ました!!

V99関連の情報も大幅アップデートで、いろいろ考察したい!

ただ、今週は体調不良で不本意ながら軽めの感想。

巨大すぎる怪獣・ブルードゲバルガ

前回、アースガロンとウルトラマンブレーザーの共闘で何とか撃退したというのに!

何倍もの数のイルーゴが一気に出現し、数体は丸いゲバルガに変化。

地下の送電線はイルーゴだらけ。

そしてゲバルガが居座ってた発電施設の地下から元の3倍という途方もない大きさのゲバルガ=ブルードゲバルガ登場。

いや、本当に大きすぎ!!!!TV放送で出てくる大きさじゃないよ!

 

ブルードゲバルガ本体はもちろんだが、本体の左右のイルーゴもまた大きすぎ!

イルーゴの頭がブレーザーぐらいの大きさ。

頭突き一回で、あのチルソナイトソードを粉々にしてしまう。

そして屈んだと思ったら、ブレーザーを食べちゃった。

もし助け出せなかったら、消化されていたのかな……こわいわ。

 

 

ファードランかわいい

まだ使えたワームホールから、ブレーザーのカラータイマー音につられるように登場した炎の鳥、いや炎の竜。

おもちゃ情報が出回っていたのでその形を想像していたが、がっつり炎で体が形成されていて驚いた。

そしていつかの壁破壊ブレーザーストーンのように天井を破壊していくのかと思いきや、開けてもらうまで待っている大人しさ。

この子、ブレーザーよりよっぽど育ちが良いぞ!

 

あの苦戦しまくったイルーゴを羽ばたき一つで燃やすのはスカッとしたし、助け出されたブレーザーとファードランが同じリズムで喜び合うのは微笑ましかった。

流れるように右腕に収まり、凄まじい勢いでブルードゲバルガを撃破、地中に根を張ったイルーゴも地中にブレードを突き立てて浄化。

圧倒的な強さでした。

 

ちゃっかり命名シーンもあるのがうれしい。

エミさんが笑ってるのが、そのネーミングセンス微妙~と思っていそうで表情が分かりにくくても関係性の感じられる良いシーンでした。

 

エミさんの誕生祝い

今回は概ね10月11日の出来事。エミさんのお誕生日。

ゲント隊長に後押しされ、これまでのモヤモヤ解決を誕生日プレゼントとすべく奔走しまくったエミさん。

もしかしたら人生初の、誕生日に父から祝いの言葉をもらう。

直後に触れることもできずに父は消えてしまったが、印象深い誕生日となったに違いない。

カフェに突然現れたエミ

ゲント隊長と待ち合わせしていたエミさん。急に現れましたね。

たぶん、優秀な諜報員として気配を悟られずに隣に座った、ちょっと驚かせてみたかったお茶目なエミ、という描写で間違えないんだと思うけど。

つい最近、怪獣の霊とか出てきたし、エミさん父も思念体?のような形で現れたし、もしかして実はエミさんも……と疑いたくなる描写に見えちゃった。

いや、SKaRDは全員、五体満足意気揚々と最終回を迎えてほしい。

西崎さん接触の報告をするエミ

決して望んていた言葉を得られたわけではないのに、清々しい表情と声色でゲント隊長に報告するエミさん。

父は事故に明確に巻き込まれたことが明らかになったのにこの表情、本当に『分からない』状態一番嫌うタイプなんだなと、その心の強さにぐっと来た。

第66実験施設に特攻するエミ

意外とあっさり爆発事故のあった問題の実験施設に侵入するエミさん。

後の展開から逆算すると、警備員たちにドバシユウから根回しされていたのかな?

爆心地を覗き込むと、反応するように下の方で何かが起動する音と光。

どんな事故だったのかわからないが、いまだにワームホール発生装置が起動するの怖い。何よりなぜ今再々起動したのか分からないのが不穏。

やっぱりきっかけはエミさん、だよなぁ。

個人的な願望として、今作のテーマが”コミュニケーション”なので防衛隊内は全員地球人だろうと考えていたけど、生年月日といいワザと間違えられていた誕生日といい天才的頭脳といい、エミさんはふつうのひとじゃないのかなぁ。

父と再会?したエミ

ファードランの起こした風で父の形見が出てきたことをきっかけに、蒼辺樹さん登場。

ふき飛ばされるエミさんを支えた、ということは実態がある?

レバーを動かせなたっかということは、陽炎みたいなもの?

話しかけられても返事をしない、かと思えばしっかり誕生日を祝ってくれる。

そして最後は、抱きしめることは叶わず消えてしまう。

形見に残された残留思念のようなものがエミさんの危機に現れたのか、ファードランが天井の封印?を解いてほしくて見せたのか、ワームホール再々起動と関係があったのか……。

蒼辺樹の日誌

消えた蒼辺樹と入れ替わるように、形見の中に隠された鍵が現れた。

鍵を使うと、日誌が。

ゲント隊長との電話でのやり取り通り、父に再開したり日誌を手にしたり自力で最高の誕生日にするエミさんは、最高にかっこいい。思わずもらい泣きしそう。

 

あの日誌の収められていた金庫は、銀行にあったのかな?

じゃあそんな場所に現れたドバシユウはやっぱり、全てを監視していたしこの日誌のために泳がせていたようなもの、だったのかな。

視聴者もSKaRDも最期の日誌しか見れなかったが、どんな真相が詰まっているのか。

きっと最終回までには間接的にでも明らかになるよね。

 

SKaRDとブレーザーの絆

参謀長からブレーザーに対する認識を問われた際、信頼の言葉が出てきたところ、本当に良かった!

そしてその言葉に顔をほころばせるゲント隊長。歴代変身者同様、ウルトラマンを評価されるとやっぱり嬉しいよね。

特に今作では、なかなか防衛チームからウルトラマンに関する話題が出なかったし一時は寧ろ何考えてるかわからん状態で仲間だとは捉えられない状況もあったから、感動はひとしお。

あと、いまだに誰もブレーザーと会話はできてないけど、ストーンが熱くなることで喜びが伝わるのも面白い。ゲント隊長は災難ですが(笑)

 

ゲバルガ初登場から劇中で一月程度だと思っているが、その短期間にアースガロンもモッピーも対電磁パルス仕様に改造して、恐らく前回より強力な今回の電磁パルス内でも動かせるようにしているヤスノブさんは相変わらず仕事できる。

 

アーくん今回も優秀

エミさんからゲント隊長への電話に、勝手に代わりに出るアーくん。

どういう回線構造なんだ、防衛隊専用とかなのか?

しかも、てっきりアースガロンに搭載していると思っていたのに、電磁パルス範囲外のエミさんとしっかり会話できる。指揮所のCPU経由、とか言っているが、もしかしてアーくんのサーバーは指揮所内とか全く違うところにあるのかな。

となると、アースガロンの中には最低限の会話システムもしくはスマホ音声認識程度の情報しかなく、以前の峰打ち判断やプラズマ空気清浄作戦を考えた脳に当たる部分は外のサーバーにあるんだな。

意外とオーナーテクノロジーじゃなくて逆にびっくり。

アースガロン本体は、あの巨体をマッハ4で飛ばす謎技術出てきているのに。

 

チルソナイトスピアを再びブレーザーに渡したり、ブレーザーとアースガロンが背中合わせでイルーゴの群れを攻撃したり。

これぞ、仲間!という最高のシーンが多かった!

 

参謀長一時退場

前回はエミの行動を制御しきれていません~的な返答で誤魔化していたゲント隊長。

しかし今回は、エミの背中を電話越しに押しているところをちゃっかり参謀長にみられてしまった。

もう言い逃れできないな、いよいよ首が……!と思っていたが、その場では特に追求せず、指揮所では初めて全員を座らせて落ち着いて話をすることになった。

そしてSKaRDの現状の認識を再確認し、ちょっとだけ自身の板挟み具合をぼやきながらも前回通りの待機命令の指示だけで退散。

結果、エミの立入禁止区域侵入やSKaRDの待機命令無視の責任を負って謹慎処分となった参謀長。

 

初登場=2話では少し取っ付きにくそうな上官、再登場=10話では有無を言わさぬ総攻撃指示というマイナスな印象から始まったハルノ参謀長。

SKaRDにも基本、活躍しろだの解散危機だの伝えてばっかり。

しかしよく聞くと、事実に基づく主張であり予算管理者や軍属として納得のいくものが殆ど。

また、エミさんを幼いころから知っており、明確に気にかけている。

今回の対話結果も、生温いこと言うなではなく上にどう話をつけようかという感じだったし。

 

以上の状況から、私の解釈では参謀長はポジティブに、SKaRD存続のための犠牲にあえてなったと考えている。

ドバシユウ元長官としても利用できるSKaRDは残したいとか、思惑の一致はあったと思う。

けれど今回、ゲントがエミとしっかりコミュニケーション取れていることやSKaRDの隊員同士にしっかり絆や共通認識があることを確かめられたので、割り切って謹慎処分を受けたのではないか。

もしエミの行動をゲントが本当に御しきれていなければ、ゲント隊長の首は繋がっていなかったんじゃないかなと思った。

 

西崎さんの語る第66実験施設

エミさん父=蒼辺樹は地球防衛軍所属の研究者で計画責任者、西崎さんは外部から召還された研究者。

アメリカから運び込まれた、巨大な装置の残骸の復元が目的。

アメリカってこういう未知のテクノロジーのヒントとなるものを、自国から外に出すような国でしたっけ??いや絶対隠し通すし独り占めするためにあらゆる手段と使いそう。ちょっとここは制作人との認識齟齬だな……。)

装置は、地球と銀河の果てを繋ぐワームホールの発生装置。

復元した装置は起動直後に制御不能に陥り、周囲を飲み込んだ。

モニター室にいた外部の科学者は、難を逃れた。

 

ワームホールブラックホールの一種とみれば、あの実験施設で異空間への扉が開いてしまったのではという考察は予想通りだったかな。

未知の技術による装置の復元、普通に考えると一発で上手くいくとは思わないのだが、本当にそのワームホールはV99の星に繋がったのかな?

空間座標の指定だって困難なのに、四次元空間の座標指定でしょう?

もしかしたらあの実験では座標指定が失敗して、V99の星ではなくブレーザーたちのいるM421に誤って繋がってしまったのでは。

そしてその重力圏の違いなどにより、実験は失敗となり多くの犠牲を生んだのでは。

……と思ったのですが、旧Teitterを見る限りワームホールはV99に繋がったとみる人が多いような。再起動で別の場所とつながる~とかはちょっとややこし過ぎるか??

 

考察:V99

1999年に地球に来た地球外生命体のことを指す言葉のようだ。

劇中では派生して、V99が住んでいるとみられる場所なども指しているかもしれない。

目的は不明、装置は残されたもの、蒼辺樹はV99との対話を希望していた。

ドバシユウの蒼辺樹評は、「優秀だが反抗的。」

優秀は未知のテクノロジーで作られた装置の復元を成功させたことを指すはずだから、反抗的=V99と対話しようとしたこと?

防衛隊はV99と対話する意思がないということになるけれど、どうしてこうなったんだろう、今後も楽しみ。