ウルトラマンブレーザー第22話「ソンポヒーロー」感想
地味に神回になりやすいと定評のある、ウルトラマンシリーズの一般人メイン回。
私の感想としては、勿論ストーリーもよかったんですが特撮や画面合成が地味に素晴らしい回でした。
レッドキングとギガス
どう考えても今回のMVK(Most Valuable Kaiju)の二体。特にギガスは初のウルトラマンとの戦闘だったとか。ウルトラマンにアースガロンも凍らせることに成功し、ファードランくん登場前ならもう勝ち確定だったでしょう。
冒頭のやりとりから、ウルトラマン&アースガロンとの戦闘まで、どこをとってもコミカルで、しかししっかり強くて最高だった。
余談ですが、この放送終了後、息子に強く強くねだられた結果、ギガスのソフビを購入。まさかギガスとはなあ……。
考察勢としては、冒頭のやりとりでギガスを屈服させた後、二体が意味深に上空を見上げているのが気になるところ。
宇宙から何かが近づいているのを察している??
もう一体の怪獣
実はもう一体、怪獣損害保険のCMキャラとして怪獣が登場。
ソンポリュウことガンキリュウは、メイン監督の田口監督が主催している怪獣自主映画で登場した怪獣とのこと。
結構細かくゴツゴツしていて気合の入った作りになってた(自主映画の方で顔のアップ撮影に耐えられる作りになっているのだろう。)
鳴き声はドラコとのこと。
これにて、ウルトラマン第25話の3大登場怪獣そろい踏みとなっている。細かい。
怪獣損害保険
「うわー怪獣だあ。」→謎の巨女登場!?→怪獣損害保険のCMでした。
怪獣の出現する世界ならそれに合わせた仕事ってあるはずだよね~という話でよく例に挙げられる保険のネタを、最大手のウルトラマンシリーズで見ることができるのは十ても嬉しい。
パンフレットも用意されており、見たことない特約もいろいろあって面白い。
是非じっくりを読み込みたい。
冴えない保険員・テツオ
今回の主人公は、冴えないサラリーマン。
デジタルで何でも済む今も昔ながらの訪問販売を併用する、ちょっと古臭い人。
そのなよなよしさで門前払いを受けまくり、上司からの受けもよくない。
でも足で稼いだ知識で担当範囲の地理に明るく、また顧客に真に寄り添う姿勢が口コミで広がり長い目で営業成績を上げていく。
……とまあ、概要を文字で書くとありきたりな話にも見えるのだが、上手くいかないときのSNSが心に刺さったり、独り身のおばあちゃん・ミチコさんとのやりとりなど、要所要所の描写がとても良かった。
書類まみれのアンリさん
書類仕事に辟易しているアンリさん。しかしヤスノブさんはアースガロンの改良で手が離せず、エミさんは謎の土砂災害の調査。
きっと元は女子組で書類対応していたところ、ニュースを見てエミさんだけ書類から解放されたんだろうな。そんなやり取りを想像できる程度には、SKaRDへの愛着や解像度も上がってきた今日この頃。
ここで書類仕事の協力を隊長・副隊長に求めなかったのは、上司部下の関係とは別にハンコの性質からと思われる。
大抵、作成者と上司(上長)の2つの印が付いたものを経理や人事が処理するはずで、
- ハルノ参謀長健在時 作成者印:ゲント隊長 上長印:ハルノ参謀長
- ハルノ参謀長謹慎中 作成者印:アンリ他 上長印:ゲント隊長(不在時テルアキ)
となったと考えられる。よって、アンリさんの代わりをテルアキ・ゲントは努められないのだ。
思い返してみると、SKaRDCP初登場時からゲント隊長は頻繁に書類に向き合っていたが、最近は少し頻度が減ったように思う。
ということは、2話からの描写がここにきて生きているということ!なんと丁寧なつくりであることよ!!
アースガロンに持って行ってもらうモッピー
移動指揮車・MOPYは教江野基地から遠くに出現した怪獣にはどう対応するのかと思っていたら、まさかのアースガロン宅配便で移動でした。
もう本当にいろいろ言いたい。マッハ4に耐えられる車って、いったいどうゆう車なんですかね!?乗り心地最悪過ぎない!?空気は!?
でも、これならどんなところの怪獣にもSKaRD全員で対応できるな、よかったよかった。
ウルトラマンブレーザー第21話「天空の激戦」感想
いよいよ登場したアースガロンのMod.3!飛行形態!
そしてメインパイロットたちの回でした。
本当に毎話、クオリティが下がらないなあ。
アースガロンMod.3!
スカードノクターンの頃にYoutubeで公開された総集編で先行公開された、アースガロンの飛行戦闘形態!
予想以上に背中の装置が小さくてびっくり。こんな小型の装置であの巨体を制御できるのか……。
重力制御装置らしいが、つまり実際の速度やそれに伴う本来の加重より低い加重を体は感じているはずなんだよね?でも完全に相殺できているわけではないのかな?アースガロンの速度と操縦者の感じる重力は線形比例という解釈でよさそう?そうじゃないとマッハ9だろうがエルロンロールだろうがあんなにきつくならないよな?
……この辺は現状の科学技術では説明できないSFの話だから突き詰めると齟齬で出るので何とも言えないので、この辺で終了。
実験中のBGM、第一話冒頭の出撃準備中と同じ曲だよね?あの曲大好き!また聞けて嬉しい!!
デルタンダルB
デルタンダル初登場時、X(旧Twitter)で製作陣が撮影かなり大変だったと言っていたのでまさか再登場はないだろうと思っていたのに、また来ちゃいましたね。
しかも今回は前回の6倍の大きさ(体長で6倍なので体積は6×6×6=218倍!圧倒的質量!)でなんかもう意味分からん!って感じ。
デルタンダル登場時のヘリとすれ違う画面、食われちゃう~と思いきや全然遠近感が違って思わず笑ってしまった。
今回のBは二体目の意味ではなく、爆撃機=bomberから来ているとのこと。
軍事考証がしっかりしているからこそのネーミングって感じで好き。
明言されていないが、ゲバルガのEMP発生器官を参考に作られた電磁波兵器の実験の影響で出現したと思われるデルタンダルB。
テルアキさんは急遽実験が決まったことから対象海域の調査不十分で今回の怪獣出現になったと考えている。
でもこれ、Mod.3の開発状況的にもタイミング良すぎない?
それに調査不十分とはいえ300mもの巨体を見落とす??
今後のV99対応=実戦に向けて、テストとしてデルタンダルを呼び寄せた可能性、本当にないのかなあ??
……とも思うが、残り放送期間を鑑みるとそこまで裏のある話とも思えないから、やっぱりGGFの上層部はダメダメ、ということなのかな。
- 一話バザンガへの特殊弾頭の狙い伝達ミス
- 二話ゲードスへの海中迎撃
- 四話レヴィーラへの特効薬頼り
- 十話ベビーデマーガへの対応
- 十八話イルーゴへのレーザー砲
ちょっと多すぎない?こんなもんか?SKaRDが優秀過ぎるがゆえに、GGFが悪く見えるだけ??
パイロットたちの絆
筋肉に自信のあるヤスノブさんだが、今回は重力相手で筋肉に出番なし。
又聞きだが、亜音速のパイロットは女性や小柄な人間の方が有利なんだとか。ゲント隊長・テルアキ副隊長のせいで見劣りするがヤスノブさんも177cmの長身、決して有利な体格ではない。アンリさんが平気そうなのもこう言った実例を基にした描写なんだろうな。
運悪く上層部視察時に意識を失ったこともあり、ヤスノブさんのMod.3実験許可剥奪。
そんな現状に慰めのアイス差し入れたり一緒になって怒ってくれるアンリさん、本当にいい仲間だ。
結果として、ノーコンアンリさんとアーくんでは対応不可、ゲント隊長の機転で無理やりアンリ&ヤスノブで搭乗し役割分担することで今回の局面を乗り越えた。
最期の腕を合わせるところ、最高。
切れ者ゲント隊長
先週に引き続き、ゲント隊長の采配が如何なく発揮された今回。
上層部に電話し言質を取った上で、『進路上にある教志野基地からアースガロンを移動させます、移動中の緊急対応は現場判断とします』という形でギリギリ命令範囲内で二人を出撃させるのかっこいい!
……社会人として積極的に見習ってほしいものではないけどな。
第一話でのバザンガ誘導を想起させる切れ者感。
こういうことに頭がよく回るからこそ、現場の隊長が出来ているのかもしれない。
そんな切れ者でも断れない怪獣対策講座(笑)
まだ32道府県残っているらしい。東京都は終わったのね。
ウルトラマンブレーザー第23話の前に情報と予想を整理する
なかなか感想に手が回らない今日この頃。
一方、着実に終わりの足音が聞こえてきたウルトラマンブレーザー。
\燃やせ!ウルトラ プライド!/
— ウルトラマンブレーザー/THE MOVIE 大怪獣首都激突 公式 (@ultraman_series) 2023年12月19日
ウルトラマン
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2024年1月27日(土)あさ9時
テレ東系列にて放送開始🔥
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そこで、今回は今ある情報を元にTVシリーズの顛末を予想する。
前提情報
- 放送は22話まで視聴済み、23話予告視聴済み。
- TVシリーズは1/20に最終回を迎える。全25話。
- 年末年始にステージショーがある。ウルトラヒーローズEXPO 2024 ニューイヤーフェスティバル IN 東京ドームシティ – 円谷ステーション – ウルトラマン、円谷プロ公式サイト (m-78.jp)
- 劇場版がある。『ウルトラマンブレーザー THE MOVIE 大怪獣首都激突』2024年2月23日(金・祝)全国ロードショー決定! – 円谷ステーション – ウルトラマン、円谷プロ公式サイト (m-78.jp)
- 映画公開前後にもステージショーがある。NEW GENERATION THE LIVE ウルトラマンブレーザー編 – 円谷ステーション – ウルトラマン、円谷プロ公式サイト (m-78.jp)
今後の展開予想
ウルトラマンブレーザーとゲント隊長
この二人に関して今一番気になるのは、ニューイヤーフェスのあらすじにある「転身」という言葉。
防衛隊が新たに開発した人型ロボットは、人間の身体能力をコピーして戦うアンドロイドだった。
しかしワームホールよりバロッサ星人が襲来し、その能力を奪われてしまう。
アースガロンと共にウルトラマンブレーザーに転身して戦うゲントの前に、ブレーザーの能力をコピーした敵が現れる!?
ゲント隊長率いるスカードは地球侵略を企むバロッサ星人からアンドロイドを回収し、地球を守ることが出来るのか!?
よく言う「変身」ではないらしい。遡って確認まではしていないけど、通常ウルトラマンも変身と表現してきたはずなので、あえて転身と使っているはず。
辞書によると、
身分・職業や主義・生活などを変えること。【精選版 日本国語大辞典 】
とある。作品も鑑みると、昼は町民・夜は悪人から金を巻き上げる鼠小僧、とかのイメージだろうか。
変身は既に慣用的な使われ方がされているが、文字通り解釈すると「身体を変ずる」なので所謂”擬態型”(セブンなど)となるだろうか。
ということは、ゲントは現状ブレーザーが人間に擬態してるわけではなく、やはり人間であるのは間違いない。
また、ブレーザー自身に意思があるのも確定。ティガなどの力を与えるだけではない。
「身体を転じる」ので、科学的には信じがたいがブレーザーの体はゲントそのものと考えられそう。
これまでの戦いで明確にブレーザーの傷がゲントに残っている描写はなかったが(デッカーだと同じ場所に傷が残る)、体内ダメージや疲労は相当なものになっているということか。
以上から、
と予想。
あとは個人的な期待として、
- ゲントとブレーザーが出会った後、実験施設から出てくるまで
が最終回までに深掘り(映像として描写)されてほしい。
ハルノ・レツ参謀長の知っていること
プレミア発表会で「今言えることは何もない」と言ったぐらいだから、そして映画にはキャスティングされていないから、ハルノ参謀長はTVシリーズのキーマン確定。
エミ父と交友があったことから、例のドバシに取り上げられた手帳とは別の手段で実験施設の状況などをエミ父から知らされていたと予想する。
そして手持ちの情報からハルノ参謀長は、エミに自分からは真相を伝えないこと、特殊怪獣対応分遣隊にエミを所属させ噂のゲント隊長をそばに置くことを決めたと予想。
噂のゲント隊長には、自分とは違う形でエミを守ってほしいと思っていそう。
(実際、参謀長=管理職だから出来る守り方、出来ない守り方があると思う)
現状、ゲント隊長はまあまあ期待通りの働きをしているのでは?その証拠にSKaRDに来るべき罰を自身で被った=謹慎中だし。
一方で、ゲント=ブレーザーは可能性ぐらいは考えていても把握してないと思う。
履歴書を見る限りなんの不備もない地球人だし、本人もそう自認しているし、何よりブレーザー世界において物理法則に反して瞬間的に巨大化する存在は確認されていない。
逆に、視聴者も知らないエミさんの秘密は知っているかも、あるのであれば。
実はエミさんはV99関連の存在でした、とか。
一方でここからブレーザーの謎を明らかにしつつエミさんの謎も明らかにするというのは情報過多なかんじもあるけど、どうだろう。
個人的には、コミュニケーションという主題的にエミさんには普通の地球人でいてほしいけどなあ。
ドバシ・ユウ(GGF)の思惑
SKaRDの優秀さが描かれるたびに評価の落ちるGGF(地球防衛隊)特に上層部。
例えば1話の特殊弾の狙う場所の伝達ミスとか、実は狙いがあって~というのも予想していたが、この作品では本当にクソ上層部で終わりそう。
コミュニケーションが十分とれているSKaRD内と、情報が錯綜するGGFとが対比される形になるのだろう。
中でも話をややこしくするのが、退役長官であるドバシユウ、という感じか。
上層部は、真意は何も語らず一方で時々口出しするドバシの存在もあって思うように動けない、とか。
ドバシが何をしたいのか、はほぼ間違いなくV99に地球を脅かされたくない、だと考えている。いかなる手段を使っても。
第22話でアースガロンを宇宙戦仕様に追加改造しようとしていたが、あくまでV99へ行って根本原因を断つのが目的ではなく、地球上への被害を最小限にするために大気圏外で迎え撃ちたいのかなと捉えている。
真の黒幕はコミュニケーション不足そのもの
GGFが早々にV99を敵として認識したのは、1999年の接触時に会話が成り立たなかったからだろう。
最終回までに1999年のファースト?コンタクトが描かれるなら、なぜV99に敵対心を持っているのかやV99がなぜ何度も地球にアプローチしているのか分かるようになる、だろう。
そして会話の成り立たないV99と地球側、早々に地球側は見切りをつけ、V99も怪獣を送ることを決めている。
とはいえV99も怪獣を送るまでに(地球時間で)20年以上経過しているのが謎。
となるとV99が地球との対話をあきらめたのは3年前の第66実験施設でのワームホール実験がきっかけ?
いずれにしろ、悪意を持って行ったことがきっかけではなく、会話が成り立つなら「ごめんなさい」+できる限りの保証で収まったかもしれない。
地球怪獣は外の存在に警戒している
22話冒頭で意味深にレッドキングやギガスが上空を見ていたり、これまで地上に現れなかった怪獣が超頻繁に現れるようになったり。
その原因は、残りの話数的にもV99絡みと考えていいだろう。
あくまでウルトラマンブレーザーという作品はNew Generation GAIAではないのだが、総集編の端々にウルトラマンガイアを意識した演出を入れており、また宇宙からの存在と地球怪獣を明確に区別している。
となると、人間には分からない方法で怪獣には地球に危機が迫っていると分かっていたり、地球を守るために怪獣がその力を使おうと地表に出てきていてもおかしくない。
ただ一方で、ガイア・アグルは地球から生まれたウルトラマンだから怪獣の力を使って復活したりできたけど、ブレーザーは無関係はM421出身。
地球怪獣と共闘する展開は来るかなあ??
SKaRDの見舞われる試練
基本路線として、私はテレビシリーズ中でSKaRDにブレーザーの転身者バレはあると思う。
そしてこれまでさんざん、実はもうバレてるのかもと言ってきましたが、質量保存の法則を完全に無視した現象である地球人→ウルトラマンへの転身はこの世界ではだれも予想しえない現象なのだと今は考えている。
今後のSKaRDには主に
- ゲント隊長の手練手管でも回避できない指令が下される
- ブレーザーの正体をSKaRDメンバーが知る
- 知りえた情報をSKaRDがGGFにどう伝えるか
- SKaRD/アースガロンによる完全な怪獣撃破
があると考えているが……これ全部あと3話で納めるんですかね……?
番外編
舞台予想
上の方でもあらすじを引用させてもらったが、『人間の身体能力をコピーして戦うアンドロイド』、蕨野友也さんの過去出演作品の影響を感じずにいられない(笑)
まあただのファンサービス、という意味でしょうが。
冒頭からエミさんかその日のゲスト隊員がアンドロイド役として模擬戦してくれると嬉しいな。
目の前で生でアクションしているところが見れたらとても嬉しい。
気になるのが、『その(人間の身体能力をコピーする)能力を奪われてしまう』ところ。アンドロイドが奪われるわけではない?
何がどうすると能力だけを奪うことになるのか予想できないが、その後に現れるもう一人のウルトラマンブレーザーは、奪われた能力によって生み出されているはず。
順当に予想すれば、
- TV本編で既に満身創痍のゲント隊長はそれの状態でもウルトラマンブレーザーに変身してニセ・ブレーザーと対峙する
- エミさんたちSKaRDメンバーはアンドロイドと共に奪われた能力を取り返しに行く
- 戦闘中に能力を失ったニセ・ブレーザーは元の姿を晒し、ブレーザーに倒される
- もう一人の勇者=アンドロイド?
こんな感じか。
……あれ、アースガロンの出番がない!?でもぜひ出てきてほしいのだけれども!?
映画予想
こちらもすでにあらすじ公開済み
ある工業地帯にぞろぞろと怪獣が出現!? ゲント隊長率いる特殊怪獣対応分遣隊SKaRDが迎え撃つが、倒しても倒しても次々に襲い来る怪獣たち。この地帯に工場を持ち、怪獣の残骸の処理や研究を行う先進化学企業・ネクロマス社に何らかの関係があると考えたSKaRDは、最高経営責任者で世界有数の化学研究者でもあるマブセ博士のもとへ急行。ネクロマス社の研究所では生命の根源にも関わる「不老不死」を実現できる物質「ダムドキシン」を開発しており、完成間近だという。そんな中、突然「宇宙の覇者」と名乗る謎の「ダムノー星人」が出現!破壊されたタンクから溢れ出した「ダムドキシン」が研究所のサンプルを飲み込み、恐ろしく巨大な「妖骸魔獣ゴンギルガン」が生み出されてしまう。いま、日本の首都を舞台に、ウルトラマンブレーザー&SKaRDと大怪獣との壮絶な大激突の幕が切って落とされる!
本作は田口監督によると「こんな王道怪獣映画があってもいいじゃない」という感じの作品らしいので、ウルトラマンの物語としては大きな変化はなさそう。
あえて言うなら、TV最終章がゲント隊長のSKaRDバレを描くのに対して、映画では家族バレを描くことになるはず。
飯田基祐さんの役どころが不明だが、あらすじに名前があるマブセ博士だろう。
となると予告動画でSKaRDが救いだすと宣言しているのはゴンギルガン生成時に巻き込まれた研究員?
とりあえず、「大怪獣首都激突」ということは最低”2体”の大怪獣が激突するため必要なわけだが、片方はゴンギルガンとしてもう片方はウルトラマンブレーザーだよね?
ウルトラマンブレーザー第20話「虫の音の夜」感想
念願の副隊長メイン回その二!
終盤前ということでSKaRDメンバーのトンデモ姿も見れつつ、テルアキ副隊長の人柄がますます深掘りされた最高の一話でした!
- 今週のSKaRD
- 冒頭から笑わせに来るSKaRD(と監督)
- こういう時の必殺技
- ズグガンの森からの脱出
- 作戦会議
- 撃ち漏らし防止班
- 地元の名家、名倉家
- 実家組とテルアキとの微妙な距離感
- 防衛隊の仕事への理解
- テルアキ副隊長
- 怪獣に向ける眼差し
- ズグガン
- 現状の見解&今後の予想
- SKaRDと防衛隊のすれ違い
- SKaRD内の情報差