ウルトラマンブレーザー第3話「その名はアースガロン」感想
後追いながら第三話の感想を。
大体、初見~次回放送までに感じたことを残します。
いよいよ来ました!アースガロン登場回!
SKaRDのメインウェポン。
初見(先週の次回予告)の印象以上に、表情豊かでかわいげのあるロボットさんでした。
SKaRDメンバー集合!
アースガロンの流れるような解説からの、ようやく最後の一人が正式合流して自己紹介。
バンドウ・ヤスノブ隊員。
元気いっぱいの若手という感じで、同じく陽キャ系のエミさんはスムーズに握手するものの、アンリさんは若干引き気味。
アンリさん、人見知りするタイプだな……親近感が湧くなあ。
一方、テルアキさんはしっかり疑わしい情報の収集&報告。
(ゲント隊長は事務作業っぽい。苦手そう)
貯蔵庫の様子から怪獣を第一候補と断定するが、防衛隊は前回前々回の怪獣の後処理で対応ができない。
このことから、独立部隊であるSKaRDは独自判断で脅威警戒態勢に入る……が、まずは楽しくてしんどい訓練から。
お互いの力量や得意の把握も兼ねているが、何より視聴者に各キャラの紹介をするシーンとして最高に面白かった!
玩具でのシミュレーションなんて、もう完全に(大人のお友達の)「いい年して何やってんの」な映像で、訓練としての意味以上に印象が深い。
ヤスノブさんの反応が一々若いミーハー男子って感じで、程よく緊張感をほぐす。
「なんすかそれ、かっこいい」って!もっと緊張感持てよ~(いいぞもっとやれ)
作戦会議では、アンリさんに作戦案を聞くゲント隊長。
普通の防衛隊の組織と違い、特殊部隊として刻一刻と状況の変わる中、時には自分で計画を修正しないといけない。
その認識改めが一番難しそう(消極的に発言するタイプで言われたまま動くことに慣れている)アンリさんへ、そして視聴者へ、チームの特性を端的に伝える一幕だった。
……しかし急に「君ならどうする」と問われてなんだかんだ回答できるアンリ隊員はやっぱり優秀。
そして近接戦闘メインを想定しているため、近接戦闘得意のアンリさんが操縦席へ。
初任務が一番詳しいヤスノブさんでないのは、個人的に意外でした。
まだまだ他の防衛隊との足並みがそろわず苦戦するテルアキ副隊長。
しかしアースガロンは到着し、結局は神(”例の”ゲント隊長)からの一言「じゃあ撃たなきゃいいでしょ」でその場を強引に収める。
ここも1話に続いて、提案力と人望のあるゲント隊長だからこそなんだろうなぁと思わせてくれるところでした。すっごいわあ。
アースガロン登場!
今回は何といっても、アースガロンの初お披露目!
監督こだわりの細かなギミックをしっかり見せる、特撮ならではの見せ場の多い回。
ヤスノブさんの口頭説明に合わせて、映像ではそれぞれの武器の発射モーションをこれでもかと細かく描写。
発射シーケンスも細かい。
SKaRDCPから各セクションへ確認したり、操縦者を胸元に収容したり、発射レンジへ移動したり(この途中も階段や扉まであって細かいんだよね!)、操縦席に振動が伝わったり。
冷却材を撒きながらアースガロンのエンジンを点火、最後に足の固定を外して発射、ある程度の高さで平行移動へ。
心の中の男児がものすごく楽しんでました(笑)
残念ながら初戦白星とはいかず。
でも電源が落ちたにもかかわらずテイルVLS発射&SKaRDCPからの遠隔操作でブレーザーをきっちり援護し、当面の運用は許可された模様。
そういえば、一般人の大川所長が「あれはなんだ!」と驚いてましたね。
もしかしてまだ外に向けて報道してなかった!?
まあ、事前に報道したら(この世界の)アンチが余剰火力だ何だと騒ぎそうだしなあ。
新エネルギー大好き怪獣
冒頭は謎の夜風景から。
巨大な虫型怪獣が貯蔵施設に張り付いてる。
嫌が応にも今回の怪獣だということを知らせる映像でした。
今回は架空の新エネルギー・ティーテリウム(2Tと表記)。
水から生成可能で、環境にやさしい。
現実世界の水素か重水素に近いけどもっと安全に保管できる、という感じか。
(重水素はよく”D"と表記するが、”2H”とも表記)
この怪獣を特に近くで映している映像、超高温になっているのを陽炎のような表現で示しているんだよね。
このこだわり大好き。
そしてブレーザーも熱がるという(笑)
こんな人間じみた反応アリかい!
幸い、体内エネルギーを放出するとすっきりしたかのように大人しくなって、スパイラルバレードの近距離串刺しで大爆発。
ところでこの怪獣、どうやってかは知らないがたびたびレーダーからロストしているらしい。
こんなこと、普通の怪獣にできる?
大体、そんな特殊な物質を主食にしてこれまでどうやって生きてきたの?
……もしかして、宇宙から来た怪獣なのでは!?
なんて考えてたりする。
更に妄想を飛躍させて。
ブレーザーとの戦闘中、溜めたエネルギーを結果的に宇宙に向けて放出している。
これ、宇宙から地球を観察している何者かへのメッセージになってたりしない?
高度な文明を持ちティーテリウムの生成に成功しエネルギー融合一歩手前まで来ている証、とか。
……ちょっと妄想が過ぎるか。
でもそんな可能性を考えてしまうぐらい、ブレーザー楽しいです。
今回のゲスト・大川所長
最初のシーンではあまりに自然で気が付きませんでしたが、ウルトラマン大好き・関智一さんでしたね!
ノリノリで怪獣の生態を考察したり、まともに避難せずにノリノリでアースガロンを応援したり、楽しそうでした(笑)
ちゃっかりエミさんにツッコミも入れてたしね。
何よりこれ、特撮だから撮影時には当然アースガロンもウルトラマンも怪獣もいないのにこのテンション、さすがファンでありプロである。
ゲント隊長のプライベート
今回、ロッカーシーンがありゲント隊長がロッカーに家族写真を入れていることが分かった。
それと結婚指輪を仕事中は外していることも。
表情が思ったほど明るくないことから、もしかして家族亡くなってる……?とか実は不仲……?とかドキドキした。