ウルトラマンブレーザー第21話「天空の激戦」感想
いよいよ登場したアースガロンのMod.3!飛行形態!
そしてメインパイロットたちの回でした。
本当に毎話、クオリティが下がらないなあ。
アースガロンMod.3!
スカードノクターンの頃にYoutubeで公開された総集編で先行公開された、アースガロンの飛行戦闘形態!
予想以上に背中の装置が小さくてびっくり。こんな小型の装置であの巨体を制御できるのか……。
重力制御装置らしいが、つまり実際の速度やそれに伴う本来の加重より低い加重を体は感じているはずなんだよね?でも完全に相殺できているわけではないのかな?アースガロンの速度と操縦者の感じる重力は線形比例という解釈でよさそう?そうじゃないとマッハ9だろうがエルロンロールだろうがあんなにきつくならないよな?
……この辺は現状の科学技術では説明できないSFの話だから突き詰めると齟齬で出るので何とも言えないので、この辺で終了。
実験中のBGM、第一話冒頭の出撃準備中と同じ曲だよね?あの曲大好き!また聞けて嬉しい!!
デルタンダルB
デルタンダル初登場時、X(旧Twitter)で製作陣が撮影かなり大変だったと言っていたのでまさか再登場はないだろうと思っていたのに、また来ちゃいましたね。
しかも今回は前回の6倍の大きさ(体長で6倍なので体積は6×6×6=218倍!圧倒的質量!)でなんかもう意味分からん!って感じ。
デルタンダル登場時のヘリとすれ違う画面、食われちゃう~と思いきや全然遠近感が違って思わず笑ってしまった。
今回のBは二体目の意味ではなく、爆撃機=bomberから来ているとのこと。
軍事考証がしっかりしているからこそのネーミングって感じで好き。
明言されていないが、ゲバルガのEMP発生器官を参考に作られた電磁波兵器の実験の影響で出現したと思われるデルタンダルB。
テルアキさんは急遽実験が決まったことから対象海域の調査不十分で今回の怪獣出現になったと考えている。
でもこれ、Mod.3の開発状況的にもタイミング良すぎない?
それに調査不十分とはいえ300mもの巨体を見落とす??
今後のV99対応=実戦に向けて、テストとしてデルタンダルを呼び寄せた可能性、本当にないのかなあ??
……とも思うが、残り放送期間を鑑みるとそこまで裏のある話とも思えないから、やっぱりGGFの上層部はダメダメ、ということなのかな。
- 一話バザンガへの特殊弾頭の狙い伝達ミス
- 二話ゲードスへの海中迎撃
- 四話レヴィーラへの特効薬頼り
- 十話ベビーデマーガへの対応
- 十八話イルーゴへのレーザー砲
ちょっと多すぎない?こんなもんか?SKaRDが優秀過ぎるがゆえに、GGFが悪く見えるだけ??
パイロットたちの絆
筋肉に自信のあるヤスノブさんだが、今回は重力相手で筋肉に出番なし。
又聞きだが、亜音速のパイロットは女性や小柄な人間の方が有利なんだとか。ゲント隊長・テルアキ副隊長のせいで見劣りするがヤスノブさんも177cmの長身、決して有利な体格ではない。アンリさんが平気そうなのもこう言った実例を基にした描写なんだろうな。
運悪く上層部視察時に意識を失ったこともあり、ヤスノブさんのMod.3実験許可剥奪。
そんな現状に慰めのアイス差し入れたり一緒になって怒ってくれるアンリさん、本当にいい仲間だ。
結果として、ノーコンアンリさんとアーくんでは対応不可、ゲント隊長の機転で無理やりアンリ&ヤスノブで搭乗し役割分担することで今回の局面を乗り越えた。
最期の腕を合わせるところ、最高。
切れ者ゲント隊長
先週に引き続き、ゲント隊長の采配が如何なく発揮された今回。
上層部に電話し言質を取った上で、『進路上にある教志野基地からアースガロンを移動させます、移動中の緊急対応は現場判断とします』という形でギリギリ命令範囲内で二人を出撃させるのかっこいい!
……社会人として積極的に見習ってほしいものではないけどな。
第一話でのバザンガ誘導を想起させる切れ者感。
こういうことに頭がよく回るからこそ、現場の隊長が出来ているのかもしれない。
そんな切れ者でも断れない怪獣対策講座(笑)
まだ32道府県残っているらしい。東京都は終わったのね。