気まぐれにお金のことを考えるブログ

30代で2児の親がお金(特に投資)のことを考えて、整理するためのブログです。物書きの練習も兼ねているため、全く違うことも投稿します。

ウルトラマンブレーザー第2話「SKaRDを作った男」感想

今更ながら、遡って感想を投稿していこうと思います。

基本は初見~次週放送までに感じたことを書きます。

 

 

今回は一言でいうと、SKaRD誕生、という回でしたね。

隊員たちに一人一人会いに行って、まだ何もないSKaRDの拠点に入り、初の任務に就く。

第1話とはうって変わって明るくコミカルさもある素敵な回。

この時点でネクサスの二の舞はほぼ回避したなと感じましたし、笑えるところも多くて全年齢に楽しんでもらえる期待の作品と私の中では変化したな。

 

ハルノ参謀長に呼ばれて新設部隊の隊長の任を言い渡された後、唐突に「ウルトラマン」という単語が出てくる。

ここ、やはりこの単語に対する反応を伺ってるように見える。

何らかの理由で、地球防衛隊では池袋作戦のあの場にいた人たちを「ウルトラマンの適合者」として探っている?考えすぎ?

ここで他の特殊部隊員(第一話でゲントの部下だった人たち)がどう回答したかわからないけど、ここまではっきりと「助けてくれた」と断言して大丈夫だったのか、ちょっと心配。

ネクサスみたいに捕まって実験されて~とかは勘弁。(ちょっと見てみたくもあるけど対象年齢上がる!)

 

カフェで新設部隊員の履歴書を見ながら愚痴っていると、突然「お待たせー!」と女性が入ってくる。

しかもこだわりのある注文を矢継ぎ早に店員に伝えるので、ゲント隊長は変なのに絡まれたと言わんばかりに離れようとする。

確かにこれは完全に他人のフリをしたくなるパターン(笑)

ところが、特殊弾とか明らかに身内(防衛隊員)らしい発言が飛び出すので改めて履歴書確認、アオベ・エミ隊員と判明する。

ここからの隊員スカウトの流れ、概ね台本通りながらアドリプ多めらしい。

流石は俳優歴の長い主役さんだし、周囲の年齢も高めであることを生かしまくってる気がする。

しかも、どこのインタビューだったか忘れたが、「物語後半はアドリブを挟む余裕がなくなるはずだから思いっきりアドリブを入れた」的な発言を蕨野さんが言っていたんですよね。

この辺は仮面ライダードライブという特撮作品経験者だからこそ、という気がする。

うーん、期待しか持たせないぞ、この作品の作り手たちは!

 

ナグラ・テルアキ隊員を副隊長としてスカウトする場面。

参謀長とのやり取りの通り自分で選んだわけではないのに、「作戦続行の意見具申もしたでしょ?」とまるで自分で選んだかのように理由を伝えてくれているの、最高すぎる。

しかも通信には乗ってない、指揮所にいた人しか知らないような情報を持ち出して、本来プラスに評価されにくいところを評価してくれる。

こんなの誰でも惚れるわ!!!!

現に私が、ここのやり取りでゲント隊長に惚れました!!!

 

隊員スカウト行脚中にちょくちょく挟まる、エミ隊員の表情ぐらいしか情報のないシーン。

やっぱり、「エミがゲントをどう見ているか」を表情で伝えているように見える。

ひいては、「諜報部員としてゲントを観察している」「ゲントがウルトラマンと関わりを持っているか見極めようとしている」のではないか。

ここから予想される今後(作品終盤)の展開として、エミによるゲント隊長=ウルトラマンブレーザーばれとか、上層部に伝えることによるゲント隊長の拘束もしくはSKaRD離脱、とか。

田口監督はシン・ウルトラマンを見たうえで今回の作品を作っているし、エミさんは今作のヒロインでNo.2なので、シン・ウルトラマンの神永と浅見のような(でももっと異なる別パターン)関係になるのかなあと期待してます。

 

隊員は一人少ないし、移動指揮車は普通の車だし、装備は最新すぎて使い方分からないし、なのに出撃命令が出るとかいう鬼畜の所業の地球防衛隊と参謀長。

まあ、その最後の一人が裏でしっかり動いてくれて、車は最低限の装備が揃えられ、銃も手作りの説明書によって使えるようになるんですけどね。

ジェバンニもびっくりの仕事の早さよ!

(冷静に考えれば、アースガロン整備員総動員でやったのかな……)

そしてここでのゲント隊長も、思いっきり舌打ちしたり早速山のようにある書類を片づけたり腕立てしたりと寸暇を惜しんで情報を積み上げてきますね。

 

そういえば、ゲント隊長は「お互いを呼びあうときは下の名前かあだ名で」というコミュ障にはきっつい注文をつけ、アンリさんは早速その洗礼を受ける。

ここ、まあ多分少しでも早くお互いの距離を縮めるためのルールだとは思うんですが……。

もしかして苗字で呼ばれるのが嫌な理由があったりとか……?

家族仲が悪いとか、死別してるとか……?

考えすぎ?

 

今回の変身シーン、さすがに強制ではなかったですね。

でも、ストーンが熱くなって思わず声が出るほどらしい。

身バレしたくないであろうゲント隊長にとっては微妙に厄介。

そして「夢じゃなかった」とつぶやいたあたり、前回は無我夢中とか意識が微妙だったとかなのかしら。

とはいえ迷いなく(変身手順は迷ってたけどw)変身し、ゲードスと戦っていく。

 

ゲードスは、ほぼ巨大すぎる魚という印象の怪獣ですね。

頭の先が伸びて電撃攻撃できたりするけど、それほど手こずらず、なんとスパイラルバレードを釣り竿にして一本釣り→串焼きにして終了。

いや、スパイラルバレードそんな使い方もできるのかい!!!?

完全にウルトラマンタロウの系列の戦い方じゃないの!?

前回とは打って変わって、コメディ色の強すぎる回でした。